最低限の収益や多少の赤字に耐えられる資金面の体力さえ作れるなら、メリットがたくさんあります。

起業のメリット・デメリット

起業のメリット

  • 社長になれる
  • 事業を続けている間は経営者として世間体を良く見られる
  • 仕事がうまくいけば、雇われ従業員では考えられないほどの富が手に入る
  • 従業員を増やせれば管理職として、現場の仕事はせずに働ける
  • 仕事のやりがいが大きい
  • 自分が理想とする働く環境を作れる
  • 自分が正しいと思ったことを全て実行できる
  • 自己資金が少なくても、ビジネスプランがしっかりしていれば融資や出資、助成金で資金調達して大きいことにもチャレンジできる
  • 食事代をはじめ、経費で落とせるものが増える
  • 数年後に、あの時にチャレンジしておけば良かったといった後悔や未練を残さない

 

起業のデメリット

  • 給料が保証されない
  • 事業に失敗すると借金を背負うリスクもある
  • 中小企業は設立から10年で90%が倒産するデータがある
  • 法人を維持するのに税金や税理士報酬、オフィスの家賃などのコストが発生する
  • 社会保険、賞与、休業補償など会社員のような安定した環境を作るのが難しい
  • 経営者という立場になると、人に頭を下げないといけないことも増えてくる
  • 勤めていた会社や同業者に筋を通して起業や営業をしないと、ほかの会社から圧力をかけられて仕事が取れなくなる場合がある

 

起業はハイリスク・ハイリターン

見てわかる通り、起業すれば得られた利益が直接会社の利益になり、経営者は会社の利益の活用方法を決めたり、自分の利益に変えることができます。
会社の利益さえ出れば経営者ほど仕事が楽しい立場はありません。

 

しかし、利益がでなければ報酬を低くしないといけませんし、報酬分を取れるだけまだマシな状況です。

 

新規事業者の場合は軌道に乗るまでは、赤字が続き仕事をすればするほど資産が減り続けることもあります。
結果的に、黒字化を一度も達成できず創業数ヶ月~数年で倒産してしまう会社も多数あるのが現状です。

 

仕事のやりがいや、地位や名誉、安定感などメリット・デメリットは色々とありますが、結局は失敗した時の損失リスクを少なくして確実に黒字化できるかがポイントになります。

黒字のイメージ画像

 

事業が黒字になっても、経営者になると収入や利益が安定しない点や、税金・税理士報酬など手間になるデメリットは色々ありますが、最低限の収益や多少の赤字に耐えられる資金面の体力さえ作れれば、メリットがたくさんある素晴らしいことです。

 

リスクやデメリットを認識することは重要ですが、ビジネスに関するデメリットのほとんどはお金さえあれば解決できる問題です。

 

一点だけ特に気をつけてもらいたいのが、勤めていた会社や同業者に筋を通す事です

ビジネスは同じ業界で横の繋がりが太いものです。
その業界のルールを破った営業方法を取ったり、前の会社やライバル会社からスタッフや顧客を引き抜くなどのマナー違反をすると、圧力をかけられてその業界で仕事を続けられなくなってしまうトラブルもあります。
起業するということは、マナーや筋を通すことの重要性が高く、自分の言動が会社の評判につながることを認識しておきましょう。